ガラスのせかい
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自然が作り出したガラス

ガラスと呼ばれるものになるには、原料があって、混ぜたり溶かしたりして作られます。
人間の手によって美しくなるガラスですが、ガラスの原料によるところも大きいでしょう。
ここでは、ガラスの原料に注目してみましょう。

火山から生まれたガラスって!?

流紋岩(りゅうもんがん)とは


火山岩は石英の重量と組織によって分類されます。火山岩のひとつに流紋岩があります。
石英が66%以上含まれていて、ほかの火山岩より多いです。流紋岩には、マグマが流れたときにできる、流れもようがあります。

流紋岩には、黒曜岩・真珠岩・松脂岩があり、水を含む量がちがいます。


黒曜岩(こくようがん)

黒曜岩とは、火山岩のひとつです。流紋岩質マグマが水中などの特殊な条件下で噴出することによってできると考えられています。
石器として使われるほど古い歴史があり、現在はカミソリなどの材料にもなっています。
八ヶ岳・北海道白滝村・伊豆諸島・山陰の隠岐島などで採ることができます。黒い色や茶色い色をしていて、ガラス質の光沢があります。

真珠岩(しんじゅがん)

流紋岩には、真珠岩という岩があります。パーライトともいって、丸い割れ目がたくさんあり、そこから真珠状の破へんが落ちてくるのが特ちょうです。黒曜岩に似ていて、丸い割れ目があるかないかで判別されます。

松脂岩(しょうしがん)

ピッチストーンともいいます。水分が多く、樹脂光沢があるのが特ちょうです。


砂漠から生まれたガラス!?

ガラスの主成分である石英(水晶)は、火成岩や堆積岩などに含まれるほか、砂漠のような砂地の砂にも含まれています。
主な産地はアメリカ・ブラジル・中国・インドなど広い範囲に及び、日本でも採れます。
私たちがお店や写真で見る水晶は、透明で宝石としても占いの道具としても使われています。

天然石や宝石やさんの原石は高価なものですが、窓ガラスなどに使われる石英は安い砂漠の砂を使っています。
安いといっても、砂地の砂が風で運ばれ、もようができるのはとてもきれいですよね。砂漠もガラスも水晶からできているんですね。

テレビ石ってなんだろう?


ボロンというホウ砂の産地では、テレビ石という石が採れます。本当の名前はウレックス石といって、絹のような光沢を持っています。
アメリカ・カリフォルニア州で採れます。ウレックス石には、せんい状の結晶が集まっていて、不透明〜半透明です。
石を切って磨いたところに、絵や文字を書いた紙をあてると、せんいを通って反対側に浮かび上がってくるという、不思議な性質を持っています。テレビ石もガラスの仲間です。


光る天然の石たち

石に含まれる物質によって、紫外線にあてると光る石があります。これらもガラスの石の仲間たちです。

蛍石(ほたるいし)

英語でフローライトともいいます。フッ化カルシウムを主成分にしています。
透明のほかに、混ざっているものによって、灰色・褐色・黄色・緑・青・紫など様々な色があります。
蛍石の特ちょうは、紫外線を当てると光ることです。だから蛍石という名前なんですね。蛍石に含まれる成分が、光るようです。
そのため、レンズやガラスなどの材料に使われています。アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど広い範囲で採れます。

柱石(ちゅうせき)

英語でスカポライトともいいます。ピンク・青紫・黄色・灰色などをしています。柱石もガラスのような光沢があって、紫外線に当てると赤やオレンジに光ります。それだけでなく、丸くカットした柱石に光を当てると猫の目のように光る、キャッツアイ効果が見られます。
主な産地は、マダガスカル・アフガニスタン・タンザニアなど、西アジア〜アフリカの地域が有名です。

直閃石(ちょくせんせき)

英語でアンソフィライトといいます。褐色や灰色をして、色や形状によって60種類もあります。
この石も紫外線にあてると赤やピンク色に光ります。主な産地は、フィンランドが有名です。


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